陶芸

ポート オブ ヨコハマ

投稿日:2018年7月20日 更新日:

先日、「横浜の埠頭巡り」という見学会があったので参加してきました。

横浜港周辺の海上を観光船でクルージするのですが、ガイドさんも添乗していただいて、各埠頭の生い立ちや用途、特色などを説明していただきました。

私自身も横浜は長いのですが、横浜港のことはあまりよく知らずに過ごしてきたので、いい学習の機会になりました。

 

せっかくの機会をいただいたので、そこからアイディアを得て、今回の作品を作ってみましたので紹介させていただきます。

 

作成したのは楕円の陶箱で、タイトルは「ポートオブヨコハマ」と名付けました

蓋の外側部分にはみなとみらいを描き、蓋の内側部分には「後期藍鍋島 月下干網図 五寸皿」の写しを施してあります。

これは「後期藍鍋島 月下干網図」の写しなのですが、これも昔の横浜に想いを馳せながら写してみました。

横浜の沿岸部は、現在ではコンビナートや埠頭など、京浜工業地帯の象徴的な地域ですが、工業化される前(主に本牧地区)はのどかな漁村だったそうです。

 

漁船が停泊し、砂浜で潮干狩りをし、路面電車が走る・・・

 

そんな時代に思いを馳せながら写しをしました。

 

陶箱の本体の内側には現在の横浜の埠頭を鳥になったつもりで一望しています。

この辺りの一帯を地図で見るとこんな感じになっていて

それをイメージして描きました

中央にあるのは有名な大黒埠頭です。サザンオールスターズも「大黒埠頭で虹を見て〜」と唄っているように、このあたりには、山下公園、中華街、大桟橋、赤レンガ倉庫(旧横浜税関)、みなとみらいなど、港町を思わせる名所が多くあります。

大黒埠頭の左側は横浜ベイブリッジ、右側に見えるのは鶴見つばさ橋となっています。

地図の中央上部にはみなとみらい地区

地図右上部は神奈川区(神奈川新町)のあたりとなっています。

このあたりには、昔話で有名な「浦島太郎」にちなんだ史跡も多くある場所ということで、亀を描きました。

 

本牧埠頭の端には海釣り桟橋もあり、このあたりは思い出もたくさんあります。

 

横浜ベイブリッジに関するちょっとした余談ですが、この橋、当初は大型客船の通行も想定して海面から55メートルという相当な高さになっているのですが、実は来年、中国から来航する予定の船がベイブリッジを通過できないため、本牧ふ頭に停泊するんだとか。

ベイブリッジ完成から30年、ついにベイブリッジを超える高さの船が現れたのですね。時代を感じます。

 

さて横浜についてあれこれ書いていたら、少し話が逸れてしまいました。

 

この陶箱はそんな横浜への思いを込めて作ったのですが、使い道は、実はちょっと困っています・・・

 

ここにお酒(冷酒とグラスとか合いそうですね)とおつまみをおいて、ちびちびとお酒を楽しめたらいいな、なんて思っています。

 

あとこちらが焼成前の写真になります

焼きあがるとまた印象が変わってきます。

陸地部分は薄紫の下絵の具を塗っていたのですが、焼きあがると白っぽい感じになっていました。焼いたら白くなっていました。

温度の関係なのか、下絵の具をもっと多く塗るべきだったのか・・・なかなか狙ったようにいかないのが難しいところでもあり、面白いところでもあります。

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