こんにちわ!あかべこです。
先日、縄文土器作りの2回目の講座に参加してきましたので、その内容を紹介させていただきます。
前回の内容はこちらです。
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縄文土器作りに挑戦中
こんにちは、acabecoです。陶芸を日々楽しんでいる私ですが、今回は【縄文土器作り】に参加させていただきました。 参加させていただいているのは横浜市歴史博物館の工房で、5回(粘土練り、成形、磨き、野 ...
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前回の寝かせておいた生地は、多少粘質度が増したような気がします。楽しみな成形ですね!
モデル土器のサイズに忠実に再現することを目安に、製作段階では1割くらい大きく作ります。
底部は厚さ2㎝、直径11㎝で回転台中央にセットして粘土を紐状にして輪積みしていきます。
一段積み上げるごとに、上の紐と下の紐を密着させ隙間をつくらないようにします。
上に行くに従って開いていくのは、少し外側に紐を積みます。(陶芸の土のような扱いとは少し違いました)
うまく伸びてくれなくて、すぐにヒビが入ってしまいます。
モデルの形を確認して器のバランスを見ながら進めます
地道に作業を続けると…だんだん形が出来てきました。
縄文の文様を胴部にぐるりとつけ、口縁部の把手を胴体に貼り付け、紐を上から密着します。
{高さ、口径、底径、重さ}の記録をしてこの日は終了です。
感想…
モデルの土器をよく観察すると、どんな道具と手順で作ったのかな〜、と考えさせられます。今のような便利なものはなかったでしょうし、装飾に見える部分、装飾よりも実用目的だったのでしょう。
当時はあったであろうと思われる文様も、欠損したりや薄くなってしまい見えないものもありますが、ただの飾りではなかった目的(生地を締めるとか、密着度を増す為とか)に思いを馳せたりして楽しい時間でした。